たまりば

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島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方

はいどうも、ふくすけですよ。
今日はちょっと作ってみたものの発表です。

健康のためにと最近履き物に気を使ってみています。
実は書いてませんが「地下足袋スニーカー」なるものを買ったりもしていまして…
一月くらい履いてみているので、そのへんのレポートも後日書いてみますが
今回は別件です。


みなさんは「足半」というものはご存知でしょうか?
ぞうりを半分くらいに切り詰めたような形のもので、今でこそ履かれていませんが
戦国時代くらいまではぞうりやわらじよりもポピュラーな履き物だった、というものです。

島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
これはわらじ。
これの半分位の長さです。

足半を売ってるショップさんもあります。
足半屋
http://www.asinaka.jp/

これが健康に良いらしい。
というのも、歩き方そのものに影響を与えて、身体にいい刺激になる上
身体感覚の訓練にもなるという話。

確かに、日本人はそもそもかかとから着く歩き方をしてなかったんですよね。
ナンバ走りなんかに代表されるように、昔の歩き方・走り方は今とはずいぶん違っていました。
本来日本人にはそちらの歩き方のほうが楽だったはず。
それを履き物を使ってリバイバルさせようという話なんですね。


これ、前から欲しかったんですよねー。
ただ、買うとそれなりの値段しますし(足半屋さんだと一足約3000円)
屋外で使うには耐久性に難があるかなという感じ。
わらのような素材は土の上ではいいのですが、アスファルト上では
ボロボロになってしまう可能性が高いですよね。

そういったわけで、ちょっと買うのをためらっていたわけです。
いっそ自分で作ってしまおうかとも思ったのですが、作り方なんかを調べているうちに
沖縄旅行に行くことになりまして。
その沖縄旅行の最中に気付いたんですね。

「島ぞうりをぶった切ればいい感じの足半もどきが作れるんじゃね?」

というわけで今回の工作です。
用意するのは
島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
・島ぞうり
・キッチンばさみ(100均で売ってます)
以上。

ちゃんとカッターで切ったほうが切断面が綺麗になりますけど、まぁ消耗品ですしねー。
そこまで気にしなくていいと思います。

手順としては、まずおおまかに切るところにマジックや鉛筆で線を引きます。
島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
ここからさらに自分に合わせて切りこんでいくので、アバウトでいいです。


線を引いたらはさみでジャキジャキ切ります。
島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
島ぞうりは厚みがあるので、キッチンばさみなんかのほうが切りやすいと思います。


切ったらこんな感じ。
島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
このままでも足半として十分機能しますよ。

この状態で履いたらこんな感じになります。
島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
足半の場合、指の部分とかかとの部分がソール部分からはみ出ていることが特徴です。
今回切った島ぞうりがもともと少し大きかったので、ざっくり切っただけだと
ちょっと物足りない感じでした。
なのでもうちょっと指とかかとが出るように切ってみました。

出来上がりがこんな感じ。
島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
島ぞうりを切ってみてわかったのが、編んで作る足半にはできない
「かかと部分をえぐりこむような形に作れる」ということです。
これは鼻緒が長くとれてるのにかかとは出てる、という状態になって結構良い感じです。

履いてみた。
島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
全部の指が出てます。
ここまでしなくてもいいかもなー…
次はもうちょっと浅く切ってみます。

島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
裏はこんな感じ。
かかとは丸出しです。
こうすることで歩き方そのものが劇的に変わります。
かかとから着く歩き方はできなくなりますからね。

島ぞうり(サンダル)から「足半」の作り方
足先はこんな感じ。
ちょっと出すぎかなー?


作ってみた感想としては、十分足半として使えるものになったと思います。
何より強みなのは、「屋外で履いても大丈夫」というところ。
ちょっとした買い物なんかに履いていくと、歩くことそのものが
良いトレーニングになりますよー。




  • Posted by ふくすけ at 17:15│Comments(0)足半
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